らんこです。私がセミリタイアの師匠として好きな方の本を紹介します。
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』との出会い
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』は大原扁理(おおはら へんり)さんの本です。大原さんは25歳より週休5日の隠居生活をスタートさせたすごい方。しかも東京で。信じられませんが、本当のお話とのこと。らんこはハマりすぎて他にも『思い立ったら隠居~週休5日の快適生活』『年収90万でハッピーライフ』を持っています。
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』…というか大原扁理さんの存在は、いまの仕事を始めてから3年目、とても辛くて「消えてしまいたい…」と思っていたときに知りました。そこからあれよあれよという間にハマってしまった。というわけ。
なんというか、生きることに疲れてしまったときに読むべき本・出会いだったのかなって今は思います。
おっと。話が脱線してしまいました。肝心の本について少し説明していきます。
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』の内容
この本は、以下の章で構成されています。
序 章 隠居生活のアウトライン
第一章 まずはつらい場所から抜け出
第二章 落ち着いた生活をつくりあげ
第三章 手にしたお金で、自分はどう生きたいのか
第四章 お金に対する見方・考え方の変
第五章 お金と話す、お金と遊
対 談 鶴見済×大原扁理「豊かさって何だろう?」
私に一番響いたのは、第二章の「落ち着いた生活をつくりあげる」でした。
自分にとって何が大事なのか、何が心地よいのか、何が必要で何が不必要なのか、そして私はどうしたいのか。「自分でしっかり考えて取捨選択をしていくことが大事」だと、それが落ち着いた生活の根幹にあるんだよ。と気づかせてくれたというか。
さらに、自分にとっての「最低限の満足ライン」ってなんだろう?と考えるきっかけをくれたので、本当にありがたいなと感じています。
らんこのにとっての「最低限の満足ライン」
では、らんことっての「最低限の満足ライン」は?というと…
1.衣食住が確保されている
2.夫さんとねこたちと健康に暮らせる環境
3.適度な余暇が確保できる状況
まだまだ発展途上なので細かく「これこそが私の満足ライン!過不足なし!」というところまで到達できていないのですが、ざっくりあげるとこんな感じ。これからもっと細分化して具体化していきたいと思っています。
1.衣食住が確保されている
こちらはほぼクリア。着る服はある。(整理整頓ができていないので、改めて捨て活を進めていく)食事にもきちんとありつける。(自炊をもう少し強化したいが、いまはできていない。もう少し労働を減らすことができたら順次。の予定)夫さんの持ち家があるため、住む場所も寝心地の良いベッドもある。(お家のメンテが順次必要になってきそうではあるが、いまは何の問題もない)
2.夫さんとねこたちと健康に暮らせる環境
こちらも、衣食住が確保できているのでクリアしている状況。健康に留意した食べ物を選択して人間もねこも健康に過ごせるように、いまの現状を継続&必要に応じて改善していく。
3.適度な余暇が確保できる状況
いちおう、クリア。8月からセミリタイア生活をスタートさせているので、以前フルタイムでバリバリ働いていた頃と比較すると、余暇は増えているはず…なのだが、いかんせん職場が忙しいため、理想の週3日労働は達成できず、結局週4日労働に甘んじている状況が続いている。10月以降はなんとか週3日労働を確立させたいのだが…ただ、週5日+αの労働状況からは脱しているので、こちらも近い将来達成できそうではある。
とまぁ、まぁまぁ理想に近づきつつあります。
目標が明確になると動きやすい
本を読んで目標が以前より明確になったからか、漠然と「いまの状況を変えたい…」と思っていた頃と比べて、前向きに日々を過ごせている気はします。守るべき家族もいるしね💖
ただ、漠然と「消えたい…」と感じることもあるにはあるので、無理をしすぎないようにゆっくりと生活・人生を整えていきたいなぁ…
と、今回はそんなことを語ってみましたとさ。